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毎日新聞 2022/1/14 16:50(最終更新 1/14 16:50) 265文字




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国会議事堂=川田雅浩撮影

 立憲民主党は14日、安定的な皇位継承の在り方を議論する党の検討委員会(委員長・野田佳彦元首相)の初会合を国会内で開いた。立憲独自に皇位の安定継承に関する見解をまとめる。女性宮家創設を盛り込むとみられる。

 検討委事務局長の馬淵澄夫国対委員長は会合後、今後の皇室のあり方に関する政府の検討結果について「皇位の安定継承について事実上の白紙回答だ」と批判。政府の検討結果に盛り込まれた旧宮家の男系男子の養子縁組による皇籍復帰案に対しても「特権的に皇族の身分を与えるのは憲法で禁じた門地(家柄)による差別にあたる」と指摘した。【宮原健太】