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毎日新聞 2022/1/14 18:01(最終更新 1/14 18:01) 387文字




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群馬県警=菊池陽南子撮影

 群馬県榛東村の男性村議が村内の他人の畑からネギ約20本を勝手に引き抜き持ち去ろうとしたとして、渋川署から事情を聴かれていたことが14日、分かった。毎日新聞の取材に、村議は事実を認め「ネギの生産者とは以前から付き合いがあり、いいだろうと思ってしまった」などと話している。

 村議は2021年12月下旬、村内の畑からネギを引き抜き、軽トラックに積み込んでいたところ、生産者の男性に見つかり、通報されたという。



 村議は取材に対し、「場所は自分の畑のすぐそばで、私のところではネギを作っていなかった。生産者とは以前にネギや、野菜の苗をもらうなどの付き合いがあった。一言、連絡を入れるべきだった」などと話した。

 また、村議は「生産者とは示談を進めており、議長にも事実を報告した。深く反省しており、議員として今後の対応で名誉を挽回しなければならない」と、議員辞職を否定した。【庄司哲也】