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2022/01/14 16:33



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新しい機雷敷設艇に乗る蔡総統(左)

(高雄中央社)蔡英文(さいえいぶん)総統は14日、南部・高雄市で機雷敷設艇部隊の発足式に出席し、防衛力のさらなる強化を呼び掛けた。

発足したのは海軍192艦隊機雷敷設大隊の第1、第2機雷敷設艇中隊。かつての機雷敷設作業は兵士が上陸用舟艇に乗って手作業で行っており、時間がかかっていたほか、海が荒れた際は敷設が難しくなる恐れがあった。

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新たに発足した機雷敷設艇部隊を視察する蔡総統

蔡氏は、台湾の造船会社、龍徳が建造した機雷敷設艇に国家中山科学研究院が開発した自動機雷敷設システムを搭載すれば、風や波の影響を軽減できるほか、迅速かつ確実に任務を達成できると指摘。今回の部隊の発足で沿海地域の防衛力は、さらに強固なものになると信じていると語った。

また政府は引き続き国防政策を推進すると強調。関係各方面に対して協力の強化を要請し、全ての計画が予定通りに達成できるよう期待を寄せた。

(温貴香/編集:齊藤啓介)