https://www.sankei.com/article/20220114-W2V34XP5HVLB5LADC43WLLOV5A/
2022/1/14 20:49
産経WEST


大阪市西成区は14日、区内の市立小学校に配置されていたサポーター職の男性が昨年12月、女子児童の個人情報を不正に取得し、保護者に対し、私的な家庭教師を請け負うと提案していたと発表した。区は個人情報の不適切な取り扱いと判断。今月6日付で男性をサポーター職務から外した。

区によると、サポーターは児童の不登校などを支援する存在で、男性は民間事業者を通じて昨年1月から当該の小学校に派遣されていた。女子児童が在籍するクラスにも支援に入っていたという。

男性は昨年12月23日ごろ、職員室で、個人情報が記載された「家庭連絡票」から女子児童に関する部分を無断でコピー。冬休み期間中の同28日、児童の父親の携帯電話に連絡し、児童の家庭教師を請け負いたいと申し出ていたという。不審に思った父親が市教育委員会に通報して発覚した。

男性は聞き取りに対し、「家庭教師の経験があり、指導をすれば学力が伸びると思った」と話したという。