https://mainichi.jp/articles/20220115/k00/00m/040/067000c

毎日新聞 2022/1/15 12:57(最終更新 1/15 12:57) 206文字




https://cdn.mainichi.jp/vol1/2022/01/15/20220115ddlk19040503000p/9.jpg
富士山に現れた「雪煙」=山梨県富士吉田市で2022年1月13日午後1時40分、小田切敏雄撮影

 冬型の気圧配置となった14日、山梨県内は強い風が吹き、富士山でも積もった雪が舞い上がったと考えられる「雪煙(せつえん)」と呼ばれる現象が見られた。

 積もったばかりの乾いた粉雪が強風で舞い上がり、稜線(りょうせん)に煙のように見える現象。立春が過ぎ暖かくなってから降る湿った雪(ぼたん雪)は舞い上がりにくく、雪煙になることは少ない。20日の「大寒」を前に、富士山とふもとは最も寒い季節を迎えている。【小田切敏雄】