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2022年01月17日12時31分

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自民党の両院議員総会であいさつする岸田文雄首相(壇上右)=17日午前、東京・永田町の同党本部

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北朝鮮による弾道ミサイル発射を受け、記者会見する岸信夫防衛相(中央)=17日午前、東京都新宿区の防衛省

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記者団の取材に応じる林芳正外相(右)=17日午前、外務省




 北朝鮮の弾道ミサイル発射を受け、岸田文雄首相は17日、自民党本部で開かれた両院議員総会で、「国民の命や暮らしを守るために十二分な備えができているのか。外交・安全保障の議論をしっかり進めていかなければならない」と述べた。政府は同日、北京の大使館ルートを通じ北朝鮮側に抗議した。


 これに先立ち首相は、ミサイルに関する情報収集・分析に全力を挙げることに加え、国民への迅速・的確な情報提供や航空機・船舶の安全確認の徹底を指示。現時点で被害は確認されていないという。
 岸信夫防衛相は同日の記者会見で、ミサイル発射について「関連する国連安全保障理事会決議の違反で、強く非難する」と述べ、林芳正外相も外務省で記者団に「誠に遺憾だ」と批判した。