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毎日新聞 2022/1/17 19:14(最終更新 1/17 19:42) 363文字




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水戸市

 17日午後1時50分ごろ、水戸市元吉田町の特定抗争指定暴力団・山口組系3次団体の事務所ビル付近を通りかかった男性から「パンという銃声のような音がした」と110番通報があった。警察官が駆けつけたところ、事務所内で同団体の神部達也幹部(40)=同市=が頭から血を流しているのを発見した。幹部は搬送先の病院で死亡が確認された。

 水戸署などによると、幹部は3階建てビルの2階で倒れており、室内には事件に使われたとみられる拳銃1丁が残されていた。目撃者はおらず、茨城県警は銃撃した人物の行方を追っている。対立する組織との抗争事件の可能性もあるとみている。



 山口組は2015年に分裂。新たに結成された「神戸山口組」も17年に一部幹部が離脱し、「任侠(にんきょう)団体山口組」を結成。その後「絆会」と改称し、三つどもえの状態が続いている。