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2022-01-18 03:20

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ひろゆき氏(撮影:榊智朗)

現在、日本中で大ブレイク中のひろゆき氏。
彼の代表作『1%の努力』では、「考え方の根っこ」を深く掘り下げ、思考の原点をマジメに語っている。この記事では、ひろゆき氏にさらに気になる質問をぶつけてみた。(構成:種岡 健)

あなたは「情報弱者」ですか?
消費者の飢餓感を逆手に取ったマーケティング手法があります。

「この商品は売り切れです」「今日は満員なので後日また来てください」

そう言われると、余計に欲しくなったり、行きたくなったりする衝動のことです。

この感情に振り回されると、「情報弱者」になってしまうと思うので、それについてみていきましょう。

「宣伝」ではないように見せかけた「宣伝」
いま、マクドナルドのポテトが「Sサイズ限定」としてニュースで話題になっています。

このニュースを見て、「うわ、マックのポテトが食べられなくなるんだ。今のうちに食べておこう!」と思った人。

残念ながら、「情報弱者」です。

他にも、コンビニアイスが製造中止になったり、新商品が品薄になったニュースも、よく流れますよね。あれも同じ構図です。

「商品がありません」「入荷日は未定です」と焦っているように見せかけて、マクドナルドやコンビニチェーンの人たちは、「しめしめ」と思っているはずです。

だって、それが何よりの「宣伝」になるわけですから。炎上マーケティングと何ら変わりないと思いますよ。

ニュースに振り回されないために
そういったニュースに振り回されないためには、「そもそも欲しくなかったよね」という感情を思い出すことです。

「そもそもマックのポテトなんて最近食べてなかったよね」
「そもそもそのコンビニアイスはスルーしていたよね」

と、我に返ることが大事です。ニュースに反応して「食いて〜」「欲し〜」「行きて〜」って感じるのって、動物と変わりないですからね。「電車の中で女性を見ていたら触りたくなりました」と言い訳をする痴漢と同じレベルです。

「そもそも何がしたいんだっけ?」
「それを手に入れて、気持ちは満たされるんだっけ?」

と、先のことを想像すればいいだけだと思うんですが、そういう想像力は足りていないんですかね。みなさんはどっちですか?
ひろゆき