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2022年1月18日 10時38分スポーツ報知

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東京・六本木のテレビ朝日



 18日放送のテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜・午前8時)では、都内の17日の新規感染者数が月曜日としては過去最多の3719人を数えるなど感染が急拡大している新型コロナウイルスについて特集した。

 この日の番組では、北京冬季五輪開幕に向け、都市封鎖などのゼロコロナ戦略を進める中国の現状を紹介。この件について、コメンテーターで出演の同局・玉川徹氏は「ゼロコロナ戦略を取らざるを得ないってことだと思う。ワクチンや治療薬ができればそちらの方を使うっていうのが、アメリカにしてもイギリスにしても目指している方向性なんですけど、自国で開発したワクチンにそれほど有効性がなく、治療薬もそれほどいいものがないとなると、それがない時の戦略を取らざるを得ないってことだと思う。オリンピックも近いので、とにかく抑え込んで今までのロックダウン戦略で行くってことだと思う」と説明。

 その上で「中国は個人より国家の方が重要なので、こういう国だと僕はちょっと生きられないと思うんだけど、逆にゼロコロナ戦略を中国がやめた時の方が実は日本にとって影響が大きいと思います」と続けると「オリンピックも終わったんで、ゼロコロナやめます、ワクチンも治療薬も海外から買いますとなった時に、じゃあ、ものすごい巨大な市場が参入してくるわけです。これから途上国も含めて、いろいろなところにワクチンが回らなきゃいけないところに回っていかないという可能性がある。今でも足りなくて世界中がワクチンと治療薬の奪い合いになっているわけですから、そこに中国が参入してきて、おカネをいっぱい使って買いますよとなった時の方が日本にとって影響が大きい。むしろゼロコロナ戦略でうまくやって下さいと僕なんかは思いますね」と話していた。