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2022/1/18 11:37


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英国のウォレス国防相(ロイター=共同)

英国のウォレス国防相は17日、ロシアと緊張状態にあるウクライナに対し、対戦車兵器などを同日から供与し始めたと明らかにした。下院で述べた。ウクライナ国境付近で軍備増強を続けるロシアをけん制する狙い。

供与する兵器の種類の詳細については明言を避けたが、ウォレス氏は自衛目的だと強調し「戦略兵器ではなく、ロシアに脅威を与えない」と主張。ロシアのショイグ国防相に対し、ロンドンでの会談開催を打診したことも明らかにした。

ウォレス氏はロシアが戦車やロケット砲、短距離弾道ミサイルをウクライナ国境付近に配備していると述べ、同盟国が懸念していると指摘した。

ウクライナ政府は最近、外務省などのウェブサイトが大規模なサイバー攻撃を受けたと発表。ウォレス氏は「誤情報の拡散が、ロシアに軍事侵攻の口実を与えるのに使われる可能性がある」とした。