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2022年01月18日19時01分

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トンガの海底火山噴火によるとみられる南極で観測された気圧変化の記録。2回目の変化は、地球を反対回りしてきた衝撃波によるとみられる(国立極地研究所提供)

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トンガの海底火山噴火によるとみられる気圧変化を観測した南極の自動気象観測装置(国立極地研究所提供)




 国立極地研究所は18日、南太平洋・トンガ諸島付近で15日に起きた海底火山噴火の影響とみられる気圧変化が、南極の昭和基地などで観測されたと発表した。


 極地研によると、気圧変化が観測されたのはトンガから約9600キロ離れた昭和基地のほか、内陸のドームふじ基地近くなど4地点に置かれた自動気象観測装置。日本時間15日午後1時すぎの噴火から約9時間後と約27時間後の2回変化を観測した。2回目はトンガに遠い地点から順に変化しており、地球を反対回りして到達した衝撃波によるとみられるという。