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毎日新聞 2022/1/19 17:13(最終更新 1/19 17:13) 309文字




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自民党の二階俊博氏

 自民党の二階俊博元幹事長は19日のBS11の番組収録で、衆院小選挙区定数を「10増10減」する配分見直しについて「人口が少なくなっていく責任は誰にあるのか。そこに対する反省やどう対応するかということが全然なくて、数だけ言うのはおかしいじゃないか」と改めて不満を述べた。「それぞれの地域の議席を失ったら戻ってこない。責任はその地域の者だけが負うべきことなのか」とも指摘した。

 「10増10減」案では、二階氏の地元の和歌山県は1減の対象。国勢調査の人口に基づく定数配分の見直しは、人口減少が進む地方の議席減につながるため、昨年には島根県選出の細田博之衆院議長が不満を示すなど、地方側から反発の声が漏れている。【野間口陽】