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毎日新聞 2022/1/19 18:53(最終更新 1/19 20:16) 414文字




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スーツケースに入った遺体が見つかったゴルフ場跡地近く=栃木県日光市で2022年1月19日午後6時29分、鴨田玲奈撮影

 19日午前10時45分ごろ、栃木県日光市長畑のゴルフ場跡地で、近くに住む公務員の男性(45)から「スーツケースなどが捨てられている」と県警今市署に通報があった。駆け付けた署員がスーツケースを開けたところ、遺体の一部が見つかった。遺体は胴体部分とみられ、首や両腕、下半身が切断された状態だった。県警捜査1課は死体遺棄事件とみて、20日にも今市署に捜査本部を設置する。

 同課によると、遺体は裸の状態でビニール袋と段ボールにくるまれていた。近くに放置されたバッグの中にも遺体の一部が入っていたという。スーツケースは銀色のプラスチック製で、縦約70センチ、横約60センチ、奥行き約30センチ。鍵はかけられていなかった。同課が身元や死因などを調べている。



 スーツケースは18日午後5時ごろ、近くの農業の男性(54)がゴルフ場跡地内を散歩中に発見。連絡を受けた公務員が通報した。

 現場はJR日光線今市駅から南に約6キロの山林。【竹田直人】