https://www.sponichi.co.jp/society/news/2022/01/20/kiji/20220119s00042000555000c.html
[ 2022年1月20日 05:30 ]

https://www.sponichi.co.jp/society/news/2022/01/20/jpeg/20220120s00042000031000p_view.jpg
19日の新型コロナ対策の基本的対処方針分科会後、取材に応じる尾身茂会長(左端)
Photo By 共同

 東京都は19日、新型コロナウイルスの感染者が新たに7377人報告されたと発表した。昨年8月13日の5908人を上回り過去最多。この他、大阪6101人、愛知2881人など27道府県で最多を更新。国内全体では4万1487人と初めて4万人を超えた。

 政府はコロナ感染症対策本部会合で、まん延防止等重点措置について13都県に追加適用すると正式決定。期間は21日から来月13日までの約3週間。対象は16都県に拡大する。措置下では飲食店に営業時間短縮を求め、感染対策が確保された「認証店」では酒類の提供が認められる。

 基本的対処方針分科会の尾身茂会長は記者団に今回の措置に関し、オミクロン株の特徴を踏まえ「人流抑制ではなく人数制限」「ステイホームは必要ない」と指摘。これまでの感染事例には共通して大人数、大声などの特徴があるとし、「4人ぐらいで静かに会食し、話す時はマスクをすれば、飲食店を閉める必要はない」とした。