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毎日新聞 2022/1/20 11:13（最終更新 1/20 11:49） 382文字




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火山噴火に見舞われたトンガへの国際緊急援助活動の内容を説明する岸信夫防衛相＝防衛省で20日午前、松浦吉剛撮影

　海底火山の大規模噴火が起きた南太平洋のトンガへの支援で、岸信夫防衛相は20日、国際緊急援助隊派遣法に基づく派遣命令を各部隊に出した。航空自衛隊のC130輸送機2機が飲料水を積み、20日にも空自小牧基地（愛知県）からオーストラリアに向かう。自衛隊の国際緊急援助活動は24回目。

　派遣部隊は計約300人。海上自衛隊の輸送艦「おおすみ」も支援物資の準備が整い次第、トンガに出航する。現地でさまざまな支援活動が生じることを想定し、おおすみには陸上自衛隊のCH47ヘリコプター2機を搭載する。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、物資の受け渡し方法は外交ルートを通じてトンガ政府との調整が続いている。



　トンガ政府の要請に基づき、日本政府は飲料水や火山灰の撤去用具を提供する方針。防衛省は情報収集や連携の窓口となる連絡調整要員として自衛官ら6人を豪州に派遣する。【松浦吉剛】