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2022/1/20 20:02


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記者会見する中国外務省の趙立堅副報道局長=18日、北京(共同)

【北京=三塚聖平】中国外務省の趙立堅(ちょう・りつけん)報道官は20日の記者会見で、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記が核実験や大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射の再開を示唆したことに対し、「制裁の一点張りで圧力をかけても朝鮮半島問題は解決できず、さらに緊張を激化させる」と述べ、対北朝鮮制裁を続ける米国を牽制(けんせい)した。

趙氏は「米国が誠意を見せ、実際の措置で(北)朝鮮の理にかなった安全保障の懸念に反応するよう望む」と注文を付けた。その上で、関係各国が対話を通じた問題解決のプロセスを進めるよう強調した。