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2022/01/21 17:50



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東部・台東にある空軍志航基地を視察する蔡総統(右)

(台東中央社)蔡英文(さいえいぶん)総統は21日、東部・台東の空軍志航基地を視察に訪れ、空軍は最新鋭の射出座席を装備したF5E戦闘機を初公開した。訓練中の同型機2機が昨年3月に墜落したのを受け、安全性の向上のため、軍は射出座席の変更を進めている。

装備されたのは英マーチンベーカー・エアクラフト社の最新鋭モデル「Mk.16」。軍は現役のF5E16機とF5F27機の座席を全てMk.16に変更する予定で、70席を調達した。計上した予算は7億8000万台湾元(約32億円)余り。空軍によると、昨年末に1機目の交換が完了した。

漢翔航空工業(台中市)が開発、製造した新型高等練習機「勇鷹」の量産型も合わせて初公開された。試作機は2020年に初飛行し、昨年10月には量産1号機が初飛行に成功していた。

(王慶剛/編集:名切千絵)