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2022年01月22日06時23分




 【モスクワ時事】ロシア外務省は21日、1997年の時点で北大西洋条約機構(NATO)に加盟していなかった国から外国部隊は撤退すべきだとの見解を示し、具体的な国名としてブルガリアとルーマニアの名前を挙げた。両国は「受け入れられない」と反発した。
 ロシアとNATOは97年に双方の協力関係を定めた基本文書に調印した。昨年から隣国ウクライナに軍事圧力をかけてNATO不拡大を要求しているロシアは、97年以降に東欧のNATO加盟国に配備された軍や兵器の撤収も求めている。