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毎日新聞 2022/1/22 13:23(最終更新 1/22 13:23) 530文字




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第71期ALSOK杯王将戦七番勝負第2局 挑戦者の藤井聡太竜王の昼食 カツ煮定食=大阪府高槻市の山水館で2022年1月22日、大西達也撮影

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第71期ALSOK杯王将戦七番勝負第2局 渡辺明王将の昼食 雲海鍋御膳=大阪府高槻市の山水館で2022年1月22日午後0時22分、大西達也撮影

 大阪府高槻市の温泉旅館「山水館」で22日に始まった、第71期ALSOK杯王将戦七番勝負の第2局(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催、高槻市など共催、ALSOK特別協賛、囲碁・将棋チャンネル、立飛ホールディングス、森永製菓協賛)は午後0時半前、昼食休憩に入った。

 渡辺明王将(37)に藤井聡太竜王(19)が挑戦する注目の第2局。午前9時に始まった対局は「角換わり」の相早繰り銀の戦型となり、速い進行となった。渡辺王将が5六角打(47手目)とすると、すかさず藤井竜王も5四角打(48手目)と5筋に角を打ち合う形に。渡辺王将が49手目を考慮中に昼食休憩となった。



 昼食は、渡辺王将が「名物雲海鍋(すき焼き)」、藤井竜王が「カツ煮」。雲海鍋は、砂糖の代わりに渓谷を渡る雲に見立てた「綿菓子」を用いるのが特徴で、山水館の関係者によると、砂糖に比べてうまみがまろやかになるという。カツ煮は、選び抜いたカツオとコンブをベースとしただしをたっぷりと生かした料理長自慢の一品だ。

 22日は午後6時に指し掛けとなり、2日目の23日は午前9時から再開される。

 ※第2局の棋譜などはこちら(https://mainichi.jp/oshosen/2022)からご覧いただけます。