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[ 2022年1月24日 05:30 ]

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岸田首相
Photo By 共同

　共同通信社が22、23両日実施した全国電話世論調査によると、岸田内閣の支持率は55・9％で、昨年12月の前回調査に比べ4・1ポイント下落した。不支持率は25・2％。新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」の感染急拡大を受けて、会食や旅行などを「自粛しようと思う」との回答は89・7％に上った。オミクロン株に感染するかもしれないと「不安を感じている」との回答は76・5％。政府のコロナ対応を「評価する」は54・4％で、前回と比べ6・5ポイント下がった。

　16都県に適用されている新型コロナ「まん延防止等重点措置」について、適用タイミングは「遅過ぎた」との回答は50・2％、「適切だ」は40・4％だった。岸田文雄首相が表明したワクチンの3回目接種前倒し加速を巡り、3回目の接種を「なるべく早く接種したい」は47・9％。

　政府が国会に提示した皇族の数を確保する方策に関して、女性皇族が結婚後も皇室に残る案への賛成は75・3％。皇族の養子縁組を可能にし、旧皇族の男系男子を皇族にする案への賛成は54・4％となった。

　首相が経済界に要請している賃上げに関し、賃金が全体として上がることに期待できるかできないかを尋ねたところ、「期待できない」が77・8％に上った。「期待できる」は18・9％にとどまった。

　夏の参院選比例代表の投票先は自民党38・3％、立憲民主党15・3％、日本維新の会13・5％、公明党4・5％、共産党3・8％、国民民主党2・4％、れいわ新選組1・5％など。

　政党支持率は自民44・2％、立民13・1％、維新12・5％、公明4・1％、国民2・5％、共産3・8％、れいわ1・6％、社民党0・8％、NHK受信料を支払わない国民を守る党1・0％。「支持する政党はない」とした無党派層は14・3％だった。