https://japan.focustaiwan.tw/society/202201240001
2022/01/24 12:54



https://imgcdn.cna.com.tw/Jpn/WebJpnPhotos/1024/2022/20220124/1024x682_348536624005.jpg
台湾に届いたコロナの飲み薬「モルヌピラビル」=読者提供

(桃園空港、台北中央社)米製薬大手メルクが開発した新型コロナウイルスの飲み薬「モルヌピラビル」の第1陣が24日早朝、台湾に到着した。新型コロナの飲み薬が台湾に届けられたのは初めて。同社によれば、春節(旧正月、今年は2月1日)前には使用が開始される見通し。

モルヌピラビルは今月中旬、緊急使用許可(EUA)が下りた。投与の主な対象は、発症から5日以内▽重症化リスク因子を有する▽臨床上その他の治療方法が適用できない―の3つの条件を満たす軽症から中等症の成人患者。

中央感染症指揮センターは当初、届くのは春節明けとしていたが、予定より早い到着となった。

台湾は同社からモルヌピラビルを約1万回分、米製薬大手ファイザーからは「パクスロビド」を約2万回分購入している。同センターの陳時中(ちんじちゅう)指揮官によれば、パクスロビドも第1陣が春節前に届く見込みだという。

(呉睿騏、江慧〓/編集:楊千慧)