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毎日新聞 2022/1/24 17:11(最終更新 1/24 17:11) 522文字




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秋篠宮家の長男悠仁さま=代表撮影

 秋篠宮家を補佐する側近トップである宮内庁の加地(かち)隆治・皇嗣職大夫(こうししょくだいぶ)は24日、秋篠宮家の長男悠仁さま(15)の進学先を巡って週刊誌報道が相次いでいることに関し、「一般論として、受験期を迎えている未成年者の進学のことを、臆測に基づいて毎週のように報道するのは、メディアの姿勢としていかがなものか」と文書で苦言を呈した。

 悠仁さまは現在、お茶の水女子大付属中3年に在学中。付属高は女子校のため高校は他校に進む見通しだが、その進学先に関して複数の週刊誌が毎週のように具体的な高校名を挙げて記事を掲載している。加地氏はそうした報道姿勢に疑問を投げかけた上で「現在、ご進学に向けて勉学に励んでおられるところであり、静かに見守っていただければと思います」と理解を求めた。

 文書は21日にあった加地氏の定例記者会見時の回答の補足という形で出された。

 秋篠宮さまは昨年11月の誕生日記者会見で、長女の小室眞子さんの結婚を巡る週刊誌報道などに関し、事実と異なる場合の反論やそのための基準づくりの必要性に言及。「こういうことは多分続く。宮内庁とも相談しながら基準を考えていくことは必要だと思っている」と述べていた。【和田武士、井川加菜美】