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2022年01月25日10時47分

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ロシア軍機と日本周辺を共同飛行した中国空軍のH6爆撃機=2021年(防衛省提供)




 防衛省は25日、領空侵犯の恐れのある航空機に対する自衛隊の緊急発進(スクランブル)が、2021年4〜12月に785回に上ったと発表した。同期比では過去5年間で最多となり、既に20年度1年間の725回を上回った。大半は中国機とロシア機が対象で、特に中国機が増加。同省は両国の爆撃機による日本周辺の共同飛行など連携した動きに警戒を強めている。


 同省統合幕僚監部によると、中国機への緊急発進が前年同期比240回増の571回で全体の約7割超。ロシア機への対応は同7回減の199回で4分の1を占めた。