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2022/01/26 19:06



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日本人操縦士、検疫規定に違反 過料滞納で預金差し押さえ=台湾(イメージはPixabayから)

(台北中央社)法務部(法務省)行政執行署台北分署は26日、台湾の航空会社に勤務するパイロットの日本人男性が検疫規定違反による過料を滞納しているとして、男性の給与口座にある預金20万台湾元(約82万円)の差し押さえを銀行に命じたと発表した。

台北分署によれば、男性は昨年2月、新型コロナウイルスの水際対策として定められている在宅検疫(外出禁止)の規定に違反し、検疫場所を無断で2度離れた。20万元の過料が科されたが、滞納が続いている。

同分署の調査で、男性が昨年5月に台湾を離れ、傷病を理由に休業を申請したことが分かった。男性の銀行口座に預金が残っていることが確認されたため、同分署は執行命令を発した。来月中には証明文書が男性のもとに届くとみられ、男性が執行命令を受け取った後も支払いを拒んでいることが確認された場合、20万元を徴収するとしている。

(蕭博文/編集:名切千絵)