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[ 2022年1月27日 09:22 ]

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 社会学者の古市憲寿氏(37)が27日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月〜金曜前8・00)に出演。新型コロナウイルス対策を助言する厚生労働省の専門家組織が26日に、沖縄県で新規感染者数が前週を下回り、「感染ピークを越えた兆しがある」との見解を示したことに言及した。

 座長の脇田隆字・国立感染症研究所長は記者会見で「どの時点で減少に向かうかはっきりしない」とする一方、「あくまで疫学的な分析に基づいてだが、2週間前後(でピークを迎える)というのは齟齬(そご)がないのではということだ」と話した。

 古市氏は、ピークを越えた兆しとまん延防止措置の関係について「結局、なにが理由かって、人間がどこまで介入してこういう感染症をコントロールできるかってことは、われわれ分らないわけですよね」と指摘。その上で「ただ沖縄の事例から言えるのは、ピークアウトが早いってことは今、日本は大変な状況ですけども、意外とこの状況は長くは続かないんだろうなっていうそういう前向きな材料にはなりますよね」とし、「少なくともこれまでのまん延防止措置ってあんまり効果がないと言われてるわけですよね。それで今回だけ効くとは到底考えられない。しかもこれまでよりもはるかに骨抜きっていうか基準が緩いわけじゃないですか。にもかかわらず効いたんだったら、これまでの緊急事態宣言の意味なかったんですかって話になっちゃいますよね。だからちゃんと検証してほしいですよね」と自身の思いを述べた。