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2022/01/27 11:28



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完成間近の基隆タワー=基隆市政府提供

(基隆中央社)北部・基隆市で完成間近の新ランドマークの名前が「基隆タワー(基隆塔)」に決まった。市が26日、報道資料で明らかにした。高さ50メートルの地点から基隆港を一望できるという。

基隆は山と海に囲まれた港湾都市。市の伝統行事が行われる中正公園の「主普壇」は観光スポットとして人気があるものの高台にあり、不便という声があった。そこで市は平地から手軽に行けるようにするための施設の建設計画に着手。2020年に着工した。

デザインは港でよく見られる大型クレーンから着想を得た。エレベーターで上がり、高架橋を渡ると主普壇に行ける。高架橋からは基隆港や港に停泊する船、市中心部が見渡せる。

市は昨年10月から11月にかけて、同地の名前の投票イベントをインターネット上で開催。「基隆タワー(基隆塔)」が5148票を集め、もう1つの候補「希望タワー(希望塔)」の853票を大きく上回った。

(王朝〓/編集:楊千慧)