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2022/1/27 15:02
産経WEST


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立憲民主党の菅直人元首相の発言を批判する日本維新の会の吉村洋文副代表=27日午後、大阪府庁

日本維新の会の吉村洋文副代表(大阪府知事)は27日、立憲民主党の菅直人元首相が自身のツイッターに投稿した、維新の支持層に関わる内容に関連し「当時の民主党の政権が終わってよかったと心から思う。もう二度と来ないでもらいたい」と皮肉を込めて批判した。

菅氏は27日午前、ツイッターで、維新が大阪で支持を得ていることについて「維新の『役人天国』批判に低所得者層の人達が共鳴し、支持を広げたとの分析が有力」と書き込んだ。

これに対し吉村氏は「とんでもない発言。所得の高い、低いをなぜ支持に結びつけるのか。こういう発想の人が首相をやっていたと思うと、ぞっとする。理解できない」と非難した。

維新は26日、菅氏が維新をナチス・ドイツのヒトラーになぞらえる投稿をしたことをめぐり、投稿の撤回と謝罪を求めて立民に抗議文を提出。菅氏は同日、ツイッターに「抗議するなら私にするべき」「的外れな謝罪要求に応ずるつもりはない」とつづった。

吉村氏は27日、記者団に「菅氏は開き直っている。立民の最高顧問で国の最高責任者だった人の発言だ。立民が公党としてどう対応するか待ちたい」と述べ、改めて謝罪を求めた。