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毎日新聞 2022/1/28 11:26(最終更新 1/28 12:28) 287文字




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台湾の頼清徳・副総統=台湾南部・台南市で2019年4月13日午後6時58分、福岡静哉撮影

 ハリス米副大統領は27日、中米ホンジュラスの新大統領就任式に出席し、台湾の頼清徳・副総統と短時間、会話を交わした。米国と台湾の間に外交関係はなく、米台のナンバー2が公の場で接触するのは極めて異例。中国が反発する可能性がある。

 ロイター通信などによると、ハリス氏と頼氏は大統領就任式でいずれも最前列に座り、歓談した。ハリス氏は現地で記者団に対し、頼氏との間で「中米における共通の利益」について話したと説明した。台湾中央通信は、1979年の米台断交後に、米台のナンバー2が「国際的な場で初めて接触した」と報じている。

 台湾とホンジュラスの間には外交関係がある。【台北・岡村崇】