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2022/01/28 12:38



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台湾産の冷凍アテモヤ(パイナップル釈迦)を手に笑顔の日華懇の古屋圭司会長(右端)、謝長廷駐日代表(右から2人目)

(東京中央社)超党派議員連盟「日華議員懇談会」(日華懇)の古屋圭司会長は27日、台湾が2011年以降続けている福島など5県産食品の輸入禁止措置が間もなく解除される見通しだと報じられたことについて、「これは台湾側の問題」だとしつつ、安全性は科学的に証明されているとし、早期解禁に期待を寄せた。

国会内で開かれた日華懇の会合後、報道陣に述べた。会合には一時帰国中の泉裕泰日本台湾交流協会台北事務所代表(大使に相当)を招き、台湾情勢などについて意見を交わした。会合は非公開で行われたため、5県産食品の問題に言及があったのかは分かっていない。

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謝駐日代表(右)と日本台湾交流協会台北事務所の泉代表

会合の終盤には台北駐日経済文化代表処の謝長廷(しゃちょうてい)代表(大使に相当)が特別ゲストとして駆けつけ、先週末に台湾から日本に届いたばかりの冷凍アテモヤ(パイナップル釈迦)を会場の国会議員に贈った。

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謝駐日代表から台湾産の冷凍アテモヤが日華懇のメンバーらに贈られた

台湾は東京電力福島第1原子力発電所事故以降、福島、茨城、栃木、群馬、千葉の5県産食品の輸入を禁止している。

(楊明珠/編集:名切千絵)