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毎日新聞 2022/1/29 11:38(最終更新 1/29 11:38) 365文字




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防衛省=東京都新宿区で、小川昌宏撮影

 陸上自衛隊湯布院駐屯地は28日、運転免許証を偽造して大分県警に検挙されたとして、水陸機動団特科大隊所属の男性陸士長(23)を停職4日(28〜31日)の懲戒処分にしたと発表した。

 陸士長は普通自動二輪免許を取ったのに上司への報告を怠り、2020年8月1、2日にパソコンを使って自動二輪免許を取ったことがわからないようにした。しかし、同月4日に大分市の運転免許センターで資格の取得状況の報告に必要な経歴証明書を取ろうとして、偽造が発覚。県警から有印公文書偽造・同行使容疑で書類送検され、同年12月、大分区検が不起訴処分としていた。



 陸士長は「上司に言いづらかった。大変申し訳ないことをした」などと話し、依願退職する予定。同隊の村嶋良太隊長は「深くおわびする。再発防止に全力を尽くし信頼回復に努める」とのコメントを出した。【津島史人】