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2022年1月31日 17時30分スポーツ報知

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参院選への思いを語る辻元清美氏(左)と泉健太代表



 今夏の参院選に比例代表で出馬すると表明した、立憲民主党の元清美元衆院議員は31日、永田町の党本部で参院選公認申請を行った。

 辻元氏は、午後4時過ぎに泉健太代表に公認申請届を提出。「戦列に立って戦いたい。候補者とひとつになって頑張りたいと思います」と熱い思いを口にすると、泉氏は「立憲民主党はジェンダー平等を目指して、辻元清美さんを先頭に頑張ります」と笑顔を見せていた。

 その後、記者団の取材に応じた辻元氏は、泉氏から「一緒に戦って欲しい。一緒に頑張りましょう」と背中を押されたことを明かした。参院選への意気込みを問われると「私は原点に戻りたい。私はNGO活動から25年前に国会にリュックを背負ってスニーカーでやってきた議員なんです。全国のいろんな声を聞いて、私は岸田(文雄)さんと聞く力競争だと思っています。私の方がホンマにしんどい人の声を聞いてるんで」と堂々と宣言した。

 新型コロナで打撃を受けた地方、そして小さな村や町にも足を運びたいと思いを語った辻元氏は「自分たちの声で、政治を変えられるんだという波を持てることができたらなと思っています。厳しい道とは分かっているけれど、危機を目の前に決断しました」と真剣な表情を浮かべた。

 辻元氏は、昨年の衆院選で立憲民主党副代表として大阪10区から出馬。しかし、日本維新の会の新人・池下卓氏に敗れ、比例でも復活当選せず、落選していた。