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2022/2/1 08:26


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米通商代表部(USTR)のタイ代表(ロイター)

米通商代表部(USTR)のタイ代表は1月31日、環太平洋連携協定(TPP)や地域的な包括的経済連携(RCEP)について「数年前に作られた構想だ」と指摘し、バイデン政権が提唱するインド太平洋地域の新たな経済枠組みの必要性を改めて強調した。オンラインイベントで発言した。

タイ氏は「最も重要なことは、経済回復の促進や競争力強化といった今日の課題に焦点を当てることだ」と強調。新たな枠組みなら「私たちが取り組んでいる懸念や課題に対処することができる」とも話した。

枠組みは昨年10月にバイデン大統領が提唱。半導体などの供給網強化などに取り組むとしている。TPPへの加盟申請など、アジアで攻勢を強める中国への対抗策と目されている。(共同)