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毎日新聞 2022/2/4 22:18(最終更新 2/4 22:28) 356文字




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開会式に臨むIOCのバッハ会長(左)と習近平国家主席(中央)=北京・国家体育場で2022年2月4日午後7時58分、猪飼健史撮影

 北京市の国家体育場(通称「鳥の巣」)で4日夜に行われた北京冬季オリンピックの開会式で、中国の習近平国家主席と国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長の対照的な服装がSNS(ネット交流サービス)で注目を集めた。

 新型コロナウイルスの感染対策で、十分な距離を取って並んだ二人。気温が氷点下前後と冷え込んだ北京市内で習主席は、黒が基調の厚手の防寒着に手袋と、防寒対策は十分。一方のバッハ会長はネービーのスーツに寒々しい青のネクタイで、上着は着ていなかった。バッハ会長は氷点下3度で行われた2018年平昌冬季五輪では、五輪マークのロングコートを着用していた。



 SNSでは、二人の服装について「バッハ会長めっちゃ薄手。絶対寒いやろ」「習主席はこれから雪かきするようなフル装備」などの投稿が並んだ。【岩壁峻】