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2022/2/5 09:14


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クリテンブリンク米国務次官補

クリテンブリンク米国務次官補(東アジア・太平洋担当)は4日の電話記者会見で、同日の中露首脳会談について「ロシアに外交と緊張緩和を促す機会にすべきだった」と述べ、中国がウクライナ国境周辺で軍事的緊張を高めるロシアに自制を求めず、容認する姿勢を示したと批判した。

次官補はロシアが2008年の北京夏季五輪開催時にグルジア(現ジョージア)の紛争に介入した例を引き合いに、今回の北京冬季五輪に際してもウクライナへの圧力を強めるロシアに「2度目だ」と警告した。

また、ロシアのプーチン大統領に同調した中国の習近平国家主席の対応を問題視。ウクライナ情勢の緊張緩和と外交による解決を促すことが「責任のある大国に世界が期待することだ」と述べ、中露共闘をけん制した。(共同)