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2022年2月6日 8時10分スポーツ報知

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橋下徹氏



　元大阪府知事の橋下徹氏が６日、コメンテーターを務めるフジテレビ系「日曜報道　ＴＨＥ　ＰＲＩＭＥ」（日曜・午前７時半）にスタジオ生出演した。

　番組では、４日に行われた北京冬季五輪の開会式で、聖火リレーの最終走者２人のうち１人に、新疆ウイグル自治区出身の少数民族ウイグル族で、スキー距離女子に出場するジニゲル・イラムジャンを起用したことを報じた。

　この件について橋下氏は「選手には頑張ってもらいたいっていう気持ちはすごいあるんですけど、やっぱり、このイベントおかしいですよ、オリンピック。中国ももちろんそうですけど、ＩＯＣもおかしいですよ」と指摘した。

　さらに「ウイグル族の選手がもちろん、聖火ランナーに入ることは当然だと思いますよ。でも最終ランナーに入れるっていうのは、これはやり過ぎじゃないですか」と疑問を投げかけた。

　さらに「もともとウイグル族に対して重大な人権侵害行為があるということを西側諸国が中国、ＩＯＣに言っていたわけです。それが分かっているんだったら、政治的紛争にオリンピックは巻き込まれないんだって、ＩＯＣはそれをずっと言っていて、西側諸国の批判が分かっているんだったら最終ランナーからは外さないと。明らかにオリンピックが政治的なイベント化しています。中国の主張をそのまま世界発信していますからね」とコメントしていた。