https://www.jiji.com/jc/article?k=2022020701026
2022年02月07日19時42分




 【北京時事】中国外務省の趙立堅副報道局長は7日の記者会見で、北京冬季五輪開会式で聖火リレーの最終走者の一人にウイグル族のジニゲル・イラムジャン選手が起用されたことに関し、「オリンピック憲章に基づき試合やいかなる式典にも参加する権利が(同選手には)ある」と強調した。


 米欧は新疆ウイグル自治区の人権侵害などを理由に政府代表を式典に派遣しない「外交ボイコット」を実施。最終走者の選定をめぐり、人権侵害を否定する宣伝の一環だと批判する声が米欧で相次いで上がっており、これに反論した格好だ。