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2022年2月8日 9時15分スポーツ報知

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長嶋一茂



 8日放送のテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜・午前8時)では、7日に行われた北京五輪のジャンプ混合団体決勝で高梨沙羅がスーツの規定違反で失格となり、泣き崩れた一幕を伝えた。

 コメンテーターで出演のタレント・長嶋一茂は解説者として出演の長野五輪ジャンプ金メダリスト・船木和喜さんの「選手はあらゆる検査を想定して準備しないといけない」という発言に「僕は船木さんの言葉を聞いて、船木さん自身のプロ意識の高さに感銘を受けた。言い訳するなよということを言っていると思う」とコメント。

 「ただ、いろいろなことが今回、ストレスとして選手たちにのしかかっていることは間違いなくて、PCR検査、入国後のバブル(方式)もそうでしょうし、マイナス15度ということも、アウェーということもあるでしょうし。メダル獲らないといけないというプレッシャーもあるでしょうし。そんな中、一昨日と今日では体調が変わるのは致し方ないなと。体重が低くなったり、パンプアップの部分だとか。冬は基本的には代謝量というのは上がるわけですから、寒い中、立っているだけで体重というのは減っていく。そんな中、頑張ったというのは素晴らしいことだと思う」と続けた上で「失格ってオリンピックの中で一番あってはいけないことで、野球に例えるならば三塁ランナーがいながらピッチャーがボークを取られるようなものなので、一番やっちゃいけないことなんですよ」と発言。

 「同じくらいのことだと思うし、この失格って回避できたと思う。最初のランダムな検査と後のランダムの検査が同じでないと。一番最初の段階で競技委員が規定通り満たしていると、合格を出してから飛ばしてあげればいいのに。その後、また違うランダムな検査をした時に『これは違うよ』と言っちゃうのがどうなのかな? 今後は失格者を1人でも出さないってことを組織、競技委員の人にはお願いしたいし、チームの監督はチームの責任だとおっしゃってましたけど、確かにあるかも知れない。臨機応変な対応を準備はしていたのに今回はできなかったのが悔しい」とした上で「最後に言いたいのは高梨沙羅ちゃんが失格した後に他の3選手が彼女の穴を埋めるべくものすごい気合入れて飛んでいて、諦めなかったというところ。日本人のチームワークの良さ、すごさに胸を打たれました」と話していた。