https://www.sankei.com/article/20220209-E4BJ3RIUZNIO7BEKJUY4YGVWAA/
2022/2/9 12:09
産経WEST


新型コロナウイルス対策で営業時間の短縮に応じた事業者に支給される大阪府の協力金を不正に受給しようとしたとして、大阪府警捜査4課は9日、詐欺未遂容疑で特定抗争指定暴力団山口組系傘下組織の幹部、川口東作容疑者(65)=大阪市西成区山王=と、妻の京子容疑者(52)=同=を逮捕したと発表した。府警は認否を明らかにしていない。

同課によると、川口容疑者は京子容疑者が経営する居酒屋で勤務。協力金は暴力団員や関係者が経営に関わる事業者は受給できない。

逮捕容疑は共謀し、令和3年11月2日、暴力団員が関わっていないと虚偽の申請を行い、同年10月上旬から下旬にかけて営業時間を短縮したとして協力金60万円をだまし取ろうとしたとしている。

府の照会で、川口容疑者が暴力団員と発覚。2人は別の時期も協力金の申請を行っていたといい、同課は余罪を調べている。