https://www.jiji.com/jc/article?k=2022021000401
2022年02月10日10時14分




 2021年に懲戒処分を受けた全国の警察官と警察職員は前年比25人減の204人で、統計の残る00年以降で最少となったことが10日、警察庁のまとめで分かった。減少は9年連続。
 処分理由の最多は、盗撮やセクハラ、不倫、強制わいせつなどの「異性関係」で、前年比32人減の59人だった。「窃盗・詐欺・横領等」が同10人減の30人で続いた。「職権乱用・収賄供応等」が同17人増の21人で、特に情報漏えいが増えた。
 私生活上の不祥事が同45人減の136人で、業務関連が同20人増の68人。都道府県警別では愛知、兵庫各県警がともに12人で最多だった。処分の内訳は免職23人、停職49人、減給83人、戒告49人で、逮捕者は41人いた。