https://mainichi.jp/articles/20220210/k00/00m/040/162000c

毎日新聞 2022/2/10 13:17(最終更新 2/10 13:17) 378文字




https://cdn.mainichi.jp/vol1/2020/03/06/20200306k0000m040235000p/9.jpg
警視庁=米田堅持撮影

 店名は「のびた」「しずか」「すねお」「のびすけ」――。人気漫画「ドラえもん」の登場人物を想起させる名称の個室マッサージ店を売春する場所として提供したとして、警視庁保安課は10日、店のオーナーの栄田博容疑者(62)=東京都新宿区百人町1=と店長、従業員の計5人を売春防止法違反容疑で逮捕したと発表した。2011年以降に計約3億9000万円を売り上げたとみて調べる。

 逮捕容疑は21年12月1日〜22年2月8日、新宿区百人町1で経営する4店舗でタイ人女性の従業員が売春すると知りながら、9回にわたって場所を提供したとしている。栄田容疑者ら3人が容疑を認め、他2人は否認しているという。



 保安課によると料金は40分間1万円で、店側が半分を受け取っていた。栄田容疑者は店名について「客に興味を持ってもらえる。集客に有利だと思った」と供述しているという。【柿崎誠】