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2022/2/12 10:01


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成田空港の国際線到着ロビー
新型コロナウイルスの大流行が続く中、世界各国では入国規制の緩和が潮流になっている。オミクロン株のまん延で水際対策の意義が薄れ、人の往来を復活させて経済活動と観光の活性化を優先する考えに基づく。外国人の入国を認めずに「鎖国」状態となっている日本は少数派だ。

日本は2021年11月末、全世界から外国人の新規入国を原則禁止した。海外のビジネスマンや留学生らが「日本嫌いになってしまわないか懸念される」(経団連の十倉雅和会長)と撤廃を求める声も上がる。

英国は接種証明か陰性証明があれば入国を容認。英政府は11日、ロンドンを含むイングランドでワクチン接種完了者の入国後の検査を撤廃、未完了者の隔離を不要とするなどさらに踏み込んだ。

米国は両方の証明で入国できる。オーストラリアは接種完了を条件に21日から全世界からの渡航者の入国を受け入れ、隔離も不要とした。(共同)