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2022年02月12日23時13分

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ブリンケン米国務長官＝１１日、オーストラリア・メルボルン（ＡＦＰ時事）

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ロシアのラブロフ外相＝１０日、モスクワ（ロシア外務省提供）（ＡＦＰ時事）




　【ワシントン時事】ブリンケン米国務長官とロシアのラブロフ外相は１２日、ウクライナ情勢をめぐって電話協議した。国境付近でのロシア軍の集結・演習が緊張に拍車を掛ける中、国務省によると、ブリンケン氏は、ロシアが武力侵攻した場合、「断固たる対抗措置」を招くと警告。対話を通じた問題解決を求めた。
　ロシア外務省によると、ラブロフ氏はウクライナ侵攻説を「米国と同盟国のプロパガンダ」と一蹴。挑発であり、ウクライナが停戦合意を無視し、武力で紛争を解決するのを促すことになると非難した。北大西洋条約機構（ＮＡＴＯ）不拡大を含むロシアの提案に対する米国などの１月の回答についても、ロシアの懸念を無視していると改めて不満を示した。