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毎日新聞 2022/2/13 07:00(最終更新 2/13 07:00) 有料記事 963文字




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2021年12月のスノーボードのW杯第2戦ビッグエアで優勝して喜ぶ蘇翊鳴(左)と佐藤康弘コーチ(中央)。右は佐藤コーチの教え子で優勝した女子の岩渕麗楽=佐藤コーチ提供

 判定や採点を巡る騒動が絶えない。北京冬季オリンピックのスノーボード男子スロープスタイルでは、地元の中国選手を上回り金メダルに輝いた選手の判定について「誤審」との批判と審判への攻撃が渦巻いた。しかし、中国選手を指導する日本人コーチのあるメッセージが雰囲気を和らげたという。どんな内容だったのだろうか。

「競技はみんなで作り上げるもの」
 7日のスノボ男子スロープスタイル決勝。地元期待の蘇翊鳴(中国)が88・70点で銀メダルを獲得したが、競技後、優勝者の採点に疑問が上がった。英BBCは金メダルのマックス・パロット(カナダ)のジャンプの一つが「ボードをつかんでいなかった」として、実際よりも高い点を得た可能性を指摘した。



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