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2022年02月13日09時50分

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12日、米ハワイで会談に臨む韓国の鄭義溶外相(左)と林芳正外相(韓国外務省提供)




 【ソウル時事】韓国外務省によると、鄭義溶外相と林芳正外相が訪問先の米ハワイで現地時間12日、会談した。鄭氏は「正しい歴史認識が未来志向の韓日関係発展の根幹だ」と強調した。両氏の対面での正式会談は初めて。


 鄭氏は「このような(正しい)歴史認識は過去、韓日間の代表的な会談、声明、宣言でも共有されてきた」と指摘。元徴用工問題などに関し「被害者が受け入れられる解決策を見いだすため、外交当局間の協議を加速しよう」と呼び掛けた。
 鄭氏は日本政府が「佐渡島(さど)の金山」(新潟県)を世界文化遺産候補として推薦したことに改めて抗議。2019年に日本政府が実施した対韓輸出管理強化についても「早期に撤回されるべきだ」と求めた。