https://hochi.news/articles/20220214-OHT1T51035.html
2022年2月14日 10時39分スポーツ報知

https://hochi.news/images/2022/02/14/20220214-OHT1I51051-L.jpg
東京・六本木のテレビ朝日



 14日放送のテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜・午前8時)では、東京の13日の新規感染者数が1万3074人となるなど、ピークアウトの兆しか否かが注目される新型コロナウイルスの感染拡大について報じた。

 この日の番組では、重症化率の低いオミクロン株の中、社会経済をどう回すかについて議論。「オミクロンでもリスクは変わらない」と主張する同局・玉川徹氏に元財務官僚でニューヨーク州弁護士の山口真由さんが「オミクロンの致死率というのは、沖縄でも0・02%だと思う。これがどの程度まで下がったら、私たちは社会経済と感染を両立できるとお考えなんでしょうか?」と質問。

 これに対し、玉川氏は「山口さんは知性が非常に高い方だと思うので、ビックリなんですけど」と言い放つと、「例えば重症化率の話で言えば、重症化率が低くても感染率がものすごく高ければ死者は出るんです。今現在、毎日報告されている死者数はコロナの死者数ですからね。今、過去最高レベルになっているんですよ。ご存知ですか?」と聞き返した。

 これに山口氏が「いわゆる死者数は関連死も含めている。デンマークや世界の議論ではデス・バイ・コロナとデス・ウイズ・コロナは分けるべきだという議論が出ていて。今までインフルエンザでも直接の死者と関連死は分けている。私はデス・バイ・コロナとデス・ウイズ・コロナは分けて考えた方がいいんじゃないかと思うんですが」と話すと、玉川氏は「あんまり言葉遊びをすべきじゃないと思うんですね」とピシャリ。

 「少なくとも138人の方が昨日(日本全国で)亡くなってますけど、この方たちはコロナに感染しなかったら亡くならなかった人たちですよ」と続けた玉川氏に司会の羽鳥慎一アナウンサーが「じゃあ、玉川さん(死者)ゼロを目指すってことですか?」と聞くと、「コロナによって生まれる死者数はゼロを目指すのが当然じゃないですか」と答えていた。