https://www.sankei.com/article/20220214-KZO5O7LFCZJRDGSNHQITSFTHWE/
2022/2/14 16:23



札幌市東区のモエレ沼公園内にある人工の山「モエレ山」(標高62・4メートル)で、雪が積もった斜面に大きな亀裂が入っているのが14日までに見つかった。公園の管理事務所は、雪崩の危険があるとして一帯を立ち入り禁止に。担当者は「今月上旬の大雪の重みが原因ではないか」とみている。

管理事務所によると、11日朝、長さ約90メートル、幅約2メートル、深さ約1・8メートルの亀裂ができ、地面が露出しているのを職員が見つけた。13日夕時点では長さ約150メートル、幅約8メートルにまで拡大した。

モエレ山は著名な彫刻家イサム・ノグチが設計を手掛けたモエレ沼公園のランドマークで、不燃ごみと建設残土を積み上げ、平成16年に完成した。山肌に木はなく、短い草で覆われている。