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毎日新聞 2022/2/14 21:06(最終更新 2/14 21:07) 有料記事 1107文字




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衆院予算委員会で立憲民主党の階猛氏の質問に対する二之湯智国家公安委員長(左奥)の答弁を巡り、委員長席前に集まる与野党の理事ら=国会内で2022年2月14日午前11時40分、竹内幹撮影

 2022年度予算案の審議が与党ペースで進んでいる。これまで政権を揺るがす不祥事などがなく、野党側が攻め手を欠いているのが実情だ。与党側は21日の衆院通過を目指し、着々と審議時間を積み上げる。

 「何遍私に問われても、私の思いで960万円を寄付した。その配分については(自民党)京都府連に任せてある」。14日の衆院予算委員会で二之湯智国家公安委員長(参院京都選挙区)は、いらだった様子で述べた。

 二之湯氏の「寄付」問題は、国政選挙のたびに府連が候補者から金を集め、選挙の活動費として府議や市議に配布したとする文芸春秋3月号の報道が発端だ。その後、二之湯氏は16年参院選前に自身が代表を務める党支部から960万円を府連に支出し、それが地方議員に渡ったと認めた。

 だが、14日の予算委で立憲民主党の階猛氏から「960万円という数字の根拠を聞きたい」など…

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