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2022年02月16日17時24分

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平壌で行われた式典に出席した北朝鮮の金正恩総書記(左から2人目)=12日撮影(AFP時事)




 【ソウル時事】北朝鮮は16日、金正恩朝鮮労働党総書記の父、故金正日氏の生誕80周年の記念日を迎え、祝賀ムードに包まれた。1月に相次いで弾道ミサイルなどを発射した北朝鮮は2月に入りミサイル関連活動を控えている。しかし、20日の北京冬季五輪閉幕後に大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射といった軍事活動を再び活発化させるとの観測が浮上している。


 正日氏の生誕日を前に北朝鮮各地では連日祝賀行事が開催された。15日には「革命の聖地」とされる両江道三池淵で慶祝中央報告大会が開かれ、正恩氏も出席。大会の報告では「金正恩同志を首班とする党中央委員会の指導に熱烈な忠誠心と揺るぎない革命の実践」で従うことが強調された。