https://www.sankei.com/article/20220216-HHQHE5K7W5OPDHC4L7HMSETCHY/
2022/2/16 16:51
産経WEST



近畿日本鉄道は16日、男性運転士(53)が乗務中に私用のスマートフォンを繰り返し操作していたと発表した。スマホでゲームをしていたといい、同社は処分を検討している。

近鉄によると、乗務中にゲームをしていたのは昨年8月中旬〜今年2月。南大阪線、吉野線などで1日10本程度の電車を運転していたという。駅での停車中のほか、走行中にもゲームをしていた。

同社では私用のスマホは電源を切り、かばんに入れることにしており、出勤時に確認も行っていたが、運転士はその後、電源を入れてゲームをしていた。乗務中には抜き打ちの確認もしているが発見できず、2月15日に乗客からの情報提供があり判明した。

同社は「事態を深刻に受け止めている。社員への教育・指導を徹底し、信頼の回復に努める」などとしている。