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2022/2/16 17:00


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電気事業連合会の池辺和弘会長

電気事業連合会の池辺和弘会長(九州電力社長)は16日、日本記者クラブでのオンライン記者会見で、ウクライナ情勢の緊迫化に関連して政府が欧州への液化天然ガス(LNG)の融通で協力すると決めたことについて「(政府の協力要請は)まだ具体的には来ていないが、何ができるのか、一生懸命考えていかなければならない」と述べた。

会見で池辺氏は「エネルギーセキュリティー(安全保障)は、ナショナル(国家の)セキュリティーだ」と指摘。火力発電の燃料に用いるLNGを安定的に確保することの重要性を認める一方、「一番いい方法はやはり原子力(発電)の再稼働を急ぐことだ」とし、国内で停滞している原発再稼働を早期に進めていくべきだとの考えを示した。